日常に潜む様々「ハラスメント」をテーマに、発生する事件を奇抜なアイデアと手法で解決してゆく主人公と、仲間たちの活躍を一話完結で描かれるドラマ。
第4話は『女の出世VS男の嫉妬』がテーマ
部長に抜擢された女性が、元同僚の部下からモラハラを受け、チームで孤立させられていた問題を解決するのが今回の課題でした。
ちなみにモラハラとは、以下の通り
モラル(道徳)による精神的な暴力、嫌がらせのこと。俗語としてモラハラと略すこともある。
フランスの精神科医、マリー=フランス・イルゴイエンヌが提唱した言葉。
外傷等が残るために顕在化(見える化)しやすい肉体的な暴力と違い、言葉や態度等によって行われる精神的な暴力は見えづらいため、長い間潜在的な物として存在していたが、イルゴイエンヌの提唱により一般にも知られるようになった。
(引用)https://ja.wikipedia.org/wiki/モラルハラスメント
ハラスメントゲーム 部長が配属直後に総スカン?
店舗開発部長抜擢された貴島秀美(黒谷友香)が、配属直後から、無視をされる、情報を隠されるなどのいじめ行為をうけ、組織で孤立してしまいました。。
どうやら部下で次長の岩熊次長(山中崇)が周囲を煽り、チーム全体で貴島部長を虐める雰囲気を作り出していた模様。
なんで、モラハラを起こしたのでしょうね?
ホントは脇田常務に目をかけられている岩熊次長が部長になるはずが、同期の貴島が抜擢されました。
木島は営業時代、
交渉では泣いて見せ、接待ではホステスのようなことをして契約を取っていました。
今回は社長にも取り入る様なことをしていたので、岩熊次長は社長に取り入って選んでもらった。と思っているらしいですね。
秋津が社長に木島の抜擢理由を聞いたところ、理由も、
「株主から女性の管理職の登用が遅れていると指摘を受けたから」
「店舗フェアでやる気があることをアピールしてたから」
「営業からも捨て身で粘ると聞いていたから」
なんか、微妙って気がしないでもないですよね。
そりゃ嫉妬もあるかなぁ。と思ってしまいました。
本音をぶつけ合って和解
木島へのいじめが続く中、店舗開発チームは商店街との契約交渉に入ってしまい、結果相手に不信感をもたせ、契約延期になる始末。
このまま、瓦解するかと思われる店舗開発チームに対し、秋津は木島と岩熊に本音でぶつかりあるよう差し向けることで、二人は和解。
商店街との契約も上手く進み、岩熊もチームの前で木島を支えるように振る舞うことでチームをまとめ上げて一件落着。
岩熊の一言で今までのいじめのような雰囲気がそんなにいきなり変わるものかと思いますが、とにかく一件落着。
大事なのでもう一度。一件落着しました。
ハラスメントゲーム 女の武器を使って何が悪い?男だって使うでしょ?
泣き落としや接待でホステスのような役を演じて成果を挙げる女性を見て、女はズルいよなぁ、っていう人いますけど、別にいいんじゃない?って思っていました。
だって、成果挙げてるもん。何が悪いの?
成果挙げられない人よりはマシでしょ?
って感じで。
でも、第4話を見て気付かされたのが、
麻雀でわざと負ける
接待でキャバクラに行って妻に言えない一緒の秘密を作る
ってのは、確かに男の武器ですよね。確かに女性は基本やらないよね。
全然思い至らなかったです。反省ですね。
取引相手も基本男が多いので、それが普通になってわざわざ意識に入らないのでしょうか。
そんな点も気づかせてくれる良い作品ですね。
最後に
今回はハラスメントゲームの第4話をピックアップしました。
日常に潜む事案なだける、「あるある」が頻出して面白いですよね。
個人的には、唐沢さんが語ってくれた「上に立つ人間の覚悟」について
・孤独と戦うしかない、覚悟できない上司は屑
・迷わなければ部下はついてくる
って言葉にグッときました。
同時に、「うん、出世したくないね」とも思いました。
出世を選べればですが(笑)
さてさて、次回はどんなネタで楽しませてくれるのでしょうね。
あと、「男らしくないです」って高村の発言はセクハラでは?
って思ったらジェンダーハラスメントなのね。勉強になります。
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